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相場格言集
二度に買うべし 二度に売るべし
一度に売り買いをするのではなく、二度に別けて売り買いをするとよい。
相場においてここから上昇する、ここが底だと感じた時、一度に全力で買うのではなく、まず最初に打診買いをし
て、さらに確信がもてた時に残りを買えばよい。という格言です。
売り場においてここから下落するここが天井だと感じたときも、一度に全て売るのではなく、まず少し売ってさらに確信が持てたときに残りを売却します。
私も過去に最初から全力で買ってしまい、その後相場がさらに下落したものの、やはりあがると感じたが追加で購入する資金がなかった・・・という事や、上昇したので売却したが、さらに上昇してしまいそこから手を出す勇気がなかったという事がありました。
ちなみに私は現在、３度ほどに分けて購入するケースもあります（笑）
経験談
かなり長期スパンでの話になりますが、サブプライムローン問題から始まりリーマンショックにて大底をうった相場の話をします。当時、私は個人向けの証券営業をしており、2007年から始まる下落相場では株価が値下がりするたびに追加で購入してくださるお客様がいました。しかしそのような何度かに分けて購入してくださるお客様も、2008年の中盤頃には追加で購入する資金のなくなりリーマンショックによる大底では購入することができませんでした。このように考えてるとどこから買い始めるかというポイントも重要なのかもしれません。
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