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相場格言集
漁師は潮を見る
相場の流れとタイミングを掴むことが重要である。
私の行なっているシラスウナギ漁について話をしたいと思います。
シラスウナギ漁では潮の満ち引きによるタイミングで漁にでます。そして概ね2時間ほどの間に集中して捕れるため一日中漁をしているということはあまりありません。しかし濁りが強く風の強い日や、漁の最盛期にあたる一ヶ月間ほどは4時間以上漁に出るときもあります。
つまり何か言いたいかと言うと四六時中相場に張り付いて闇雲に投資をしてもいい結果を出すことは難しいということです。
世界経済・世界情勢などの外部環境、相場全体の流れ、投資対象となる銘柄の経営環境、そしてチャート分析などによりタイミングを計り、適切な状況、適切なタイミングで投資をすることが大切なのです。
さらに付け加えるなら株式投資は漁とは違い、捕って終わりではありません。売って初めて利益になるのです。売りにおいても適切な状況・適切なタイミングで取引するようにしましょう。
参考までに具体的なタイミングを少しあげると、デイトレードやスイングトレード、長期投資など投資の種類にもよりますが、寄り付き直後や決算等指標発表直後などの売買（値動き）が活発な時間帯、ブレイク、押し目、セリングクライマックスなどがあります。
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