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原油と株式・為替相場

 ここでは主に原油相場の株式市場・為替市場に与える影響をお伝えしたいとおもいます。

 まず株式市場において原油の値上がりは、資源の権益を保有している企業以外に関しては、原材料の値上がりや 原油高による消費者心理の悪化により、ほぼマイナスと考えてよいでしょう。

 次に為替市場に及ぼす影響は、各国により異なると考えます。その理由は国によりエネルギー自給率が異なるからです。産油国にとっては原油価格の上昇は当然プラスでしょうし、日本のような原油のほぼ全てを輸入に依存している国にとってはマイナスです。
  そのエネルギー自給率の参考となるのが、経済産業省の発表している エネルギー白書です。 これによると各国のエネルギー自給率は{()内は原子力の占める割合}

日本18%(原子力14%)   
米国75%(10%)   
欧州56%(13%)   
ドイツ39%(11%)
イタリア16%(0)   
フランス50%(42%)   
中国94%(1%)
なお石油に関しては50%輸入しているものの、大量の石炭を持つオーストラリアは236% 北海油田を持つイギリスが114%をなっています。

 これらのことから原油や石炭などのエネルギー価格がどの国にどのような影響を与えるか見えてくると思います。

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