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スマホ関連銘柄・電磁波シールドフィルム「タツタ電線」

スマホ向け・電磁波シールドフィルムとは?

 まずは文系の私にはさっぱり分からなかったスマホ向け・電磁波シールドフィルムとは何かを調べてみました。簡単にググッテみると、「フレキシブルプリント基板に貼り付け、電磁波ノイズを遮断する。」もののようです。

 

 そうなるとフレキシブルプリント基板とは?となってきて、調べてみると電子回路のようです。
言葉で説明するより右の写真を見ていただいた方が分かりやすいかも(^^)

 たまに見かける電化製品の中にあるこんな感じのやつです。

タツタ電線の業績・財務諸表分析

 それではタツタ電線の売上などを見ていきたいとおもいます。
まずは過去5年の売上高と経常利益から、

売上高
H20年:508億
H21年:444億
H22年:354億
H23年:432億
H24年:458億
経常利益
H20年:24億
H21年:4億
H22年:8億
H23年:24億
H24年33億

 とパッとしないように見えますが、セグメント別の情報をみてみますと、H24年度の売上のうち約30パーセントの139億円がスマホ向け電磁波シールドフィルムをはじめとする、電子材料事業であり、こちらの売上高は前年度の37パーセント増らしいです。
そしてメイン事業の電線・ケーブル事業はほぼ横ばいだったようです。

タツタ電線の財務状況

 財務諸表を見て気になった点は、自己資本比率が80%近い数字であること。そしてJXホールディングスが株式の32%を保有していることです。経営の安定度を問われたならば文句なしだと思います!

タツタ電線の今後は

 私にはスマホ市場は充分に成熟したと感じられるのですが、タツタ電線の業績(電子材料事業の売上高)をみるとスマホ市場はまだまだ拡大しているようです。
 さらに現在スマホのみでなくタブレット端末なども登場し、どのように市場が発展するかは未知数です。そのため今後まだまだ化ける可能性のある銘柄の一つかもしれません(^^)

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