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世界シェア50%~ウェザーニューズ~
ウェザーニューズとは
まずは、ウェザーニューズとはどのような企業かを説明していきたいと思います。
ウェザーニューズのはじまりは1970年、アメリカのオーシャンルーツをいう企業の日本法人として設立されました。実はその後がすごいのです。このウェザーニューズ、日本法人の規模が大きくなり母体であるオーシャンルーツを買収し世界最大の気象情報会社に!
当時、日本法人の代表取締役社長だった石橋博良氏は非常にやり手だったのかもしれません。
ウェザーニューズの売上比率
ではこのウェザーニューズの中身を見ていきたいと思います。
まず、セグメント別の売上ですが、
・航海気象
・法人有料会員収入
・個人有料会員収入
・放送局向け
の4つがそれぞれ25%づつの売上をしめています。
世界シェア50%とうたっているので、海外売上比率をみてみると
・北米・南米 3.8%
・欧州 13.4%
・アジア・豪州 7.4%
と海外での売上が24.4%となっています。
航海気象とは
それでは売上の25%。おそらく海外での売上の多くを占める航海気象とはどのようなものなのでしょうか?
ウェザーニューズのホームページの見てみると、外航を航行する船は得られる情報に限りがあり、適切な情報を得て嵐などを避けて航行すると安全にある低コストで航行できるようです。
確かに嵐の中を突っ切ると非常に燃費が悪そうですからね(笑)
世界の船の数
航海気象の分野で世界中4000隻の船をサポートしているウェザーニューズ。
はっきり行って私のような船の素人にはこの4000隻という数字が大きいが小さいか分かりません・・
そこで世界にどれくらいの船の数があるかざっと調べてみました。
現在、100トン以上の船は世界に約88000隻あるそうです。そのうち外航船がどのくらいあるかは分かりませんでした・・・
しかし、日本の運航する外航船は約2700隻らしいです。
となると航海気象のサポートをしている船の半分以上は日本という事になりますので、この航海気象という分野、世界に触手を伸ばせばまだまだ伸びる分野なのかもしれません。
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