デイトレード 金融の部屋

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デイトレード2

はじめに
  ここでは一日のうちに必ず決済をするデイトレードの中で、スキャルピング以外のデイトレ。すなわちスキャルピングよりも長く保有して利ざやを取るデイトレについて説明していきたいと思います。
デイトレードの基本的な考え方、1
  まず、デイトレードの一番の基本はその日の陽線・陰線やヒゲをイメージして取引をする事です。極端な話、陽線であれば寄り付きで買い、大引けで売れば利益がでますし、陰線であれば寄り付きで売り、大引けで買い戻せば利益がでるのです。そしてこの一日に1往復しかしない売買も立派なデイトレードなのです。 ではどのようにして一日の動きをイメージすればよいのでしょうか?
 一日の動きを予想するうえで私がもっとも重視しているものをチャート・ローソク足による分析です。PERやPBR、業績見通しなどは短期的にはほとんど株価に織り込まれているといっても過言ではありせん(もちろんスイングトレードや長期投資は別ですが)。そのため投資家心理を読むチャート分析は非常に重要になってくるのです。またチャート分析を行うことでスキャルピングにおける「沸く銘柄」を探すことにも役立ちます。
デイトレードの基本的な考え方、2
 次に陽線・陰線は一日の中でどのような動きをするのでしょうか?私はマーケットプロファイルによるマーケット分析を参考にしています。
 ではマーケットプロファイルとはどのような分析手法なのでしょうか?マーケットプロファイルではまず、一日の値動きを3種類に分類します。ノーマルデイ・ダブルディストリビューションデイ・トレンドデイの3つです。まずは、この3つ順に説明したいと思います。
ノーマルデイ・・・一日の値動きが狭いレンジの中にとどまり、出現率は全体の70%
ダブルディストリビューションデイ・・・前場後場で大きく値動きをしている価格帯が異なる
トレンドデイ・・・一日の中で大きく動く、チャートでいう大陽線・大陰線。
この3つのうちノーマルデイはデイトレードでは向いていませんので、チャート分析により、ダブルディストリビューションデイかトレンドデイになりそうな銘柄をさがします。そして寄り付きから順調に上昇していく株を除き、重要なものがマーケットプロファイリングのイニシャルレンジブレイクなのです。イニシャルレンジブレイク(IRブレイク)とは寄り付き後一時間の価格帯をブレイクした状態です。
そう私の経験ではIRブレイクの後、ダブルディストリビューションデイやトレンドデイを形成する可能性が非常に高いのです。つまりIRブレイクには素直についた方が得策だと考えます。
場中、注意すべき事項
たとえあなたの予想がどんなにすばらしいものでも、株価は外部環境により大きく変動します。その変動に対応するため場中に最低限、チェックしながら取引をしていただきたいものをいくつかお伝えいたします。
日経平均先物・・・もし個別株において取引を行っていても、株価は相場全体の動きの影響を受けるものです。その為にも日経平均先物の動きのチェックが必要です。
外国為替相場・・・日本株、日本企業の経済活動は輸出入とは切っても切れない関係にありますので、為替相場の動きと非常に連動します。時に先行・遅行しますのでとても参考になります。
中国市場・・・現在、日本株に最も影響力のあるNY市場は日本市場の閉まっている時間帯に取引されますが、中国市場(香港市場)は日本時間の10.30から取引が開始されます。こちらの動きも警戒してみるべきです。
経済指標・決算発表・・・決算発表などは株価への影響を考慮して引け後に発表されるものがほとんどですが、中には場中に発表される経済指標・決算発表もあります。万が一のことを考え取引前に確認しておくことをおすすめします。

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