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ソーサートップ・ソーサーボトム
テクニカル分析における天井・大底の代表的なパターン、ソーサートップ・ソーサーボトムについて説明していきたいと思います。ソーサートップに関してはあまり出現頻度が高くありませんのでソーサーボトムの図を使い説明していきたいと思います。まずは下図を見てください。この図を元に説明していきたいと思います。
黒のライン：チャート
赤のライン：出来高
青のライン：出来高の増減が分かりやすいようにつけときました。
チャートの特徴
このソーサートップ・ソーサーボトムの特徴は共に、出来高・値幅ともに底（天井）に近づくつれに減少し、ほとんど値動きがなくなり、新しい方向が明確になり始めるにつれて再び増えてくるというものです。このチャートはまれにしか見せることがなく劇的変化を表すともいわれています。
Ａ点
底の中間地点付近で、Ａ点のような急激な値動き・出来高の上昇がソーサーボトムにおいて出現する可能性があります。しかしソーサートップにおいては出現することはあまりありません。
パターンの完成
出現頻度の低いソーサートップの完成の測るのは難しいのですが、ソーサーボトムにおいてはＡ点の高値をブレイクすることでパターンは完成します。
目標価格
明確な目標値を測る手段はありませんが、ソーサーの形成にかかる時間により目標値を推測することができます。すなわちソーサーの形成に要した時間が長ければ長いほど、次の動きも大きい可能性があります。
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