グロース投資投資(長期投資)・投資手法

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グロース投資(長期投資)

グロース投資とは
 グロース投資とは、その企業の将来性を見極め投資を行うものです。インターネットが世界中に普及した際、大きく値上がりし大企業に成長したソフトバンクやヤフーを値上がり前に購入した人がいたならば、それはグロース投資の成功例といえますし、オリンパスの粉飾決算が発覚した際、これは解決できる問題であり、内視鏡で世界一のシェアを誇るオリンパスは今後も成長すると判断し購入した人がいたならば、それもグロース投資の成功例だといえます。また現在すでにある大企業がさらに発展すると考え投資を行うのもグロース投資です。
 そして今回は、グロース投資において最高の成功を収めたウォーレン・バフェットの経験をもとにグロース投資について考えて行きたいと思います。
ウォーレン・バフェットの成功例
ハリー・ボトル
一時解雇・コスト削減等により大きな利益を出す
デンプスター
購入時の3倍の株価で売却
アメリカン・エキスプレス
子会社不正融資のスキャンダルによる暴落時に株を購入。その後の急回復により多額の利益を得る。その際、バフェットはアメリカンエキスプレスの社長と面会し、裁判の証言台にだったとも。
ウォルト・ディズニー
1965年、開園10周年のディズニーの株を購入。一度は売却してしまったが再度買い戻す。当時のディズニーランドも大変繁盛していたようですが、株価は現在、当時とは比べ物にならない額に
コカ・コーラ
1988年に買い始める。ちなみにバフェットは一日に5本のコーラを飲むとか

バフェットは株式以外にも銀にも投資を行っています。
その他、ジレット・ワシントンポスト・ウェルズファーゴ・ウォルマートにも投資
ウォーレン・バフェットの失敗例
バークシャー
1963年、繊維業バークシャーの経営を改善すれば業績が改善すると考え筆頭株主に。投資事業では大成功を収めるも本業の繊維業においては1985年、再建を断念し工場を閉鎖。最後の9年間で1000万ドルの赤字を計上。
バフェットから学ぶバリュー投資
  これらの成功例・失敗例からバフェットは「どんなに安くても、将来展望の見えない株は買うべきではない。」「優れた企業を相応の価格で購入すべき」 と話しています。そしてバフェットが投資をする4つの基準として、事業内容が理解できる、長期的に業績がよい、経営者に能力がある、魅力的な価格をあげています。
 また暴落時に購入している、優れた企業を相応の価格で購入している、魅力的な価格と述べている、銀を購入していることなどを考えると、私がバリュー株投資で述べたように利回りを重視しているわけでもなければ、一般的なPERやPBRを重視しているようにも思えません。つまり、「自分の就職したいと思えるような企業」を「一時的に値下がりしたタイミング」で購入しているように思います。
最後に
バフェットの活躍した1950年代から2007年まで、アメリカの株式市場は右肩上がりに成長を続けてきました。その背景がバフェットの成功を支えたのだと思います。現在は低迷している日本の株式市場ですが、いつか復活してくれることを願っています。

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