金融の部屋

スポンサーリンク

ローソク足チャート入門/寄引同時線の種類と意味

寄引同時線の種類と意味

 今回は寄引同時線の5つのパターン。十字線・足長同時線・一本線(4値同時線)・トンボ・トウバ(塔婆)について簡単に説明していきたいと思います。

十字線

 上ヒゲ・下ヒゲがともに短く、十字に見える形です。
相場が様子見ムードのときに現れます。相場がどちらにも動かなかった訳ですが、次の一手により相場の流れが変わる可能性がありますので今後の動きに注目する必要があります。

十字線の出現の後、予想されるパターン

捨て子線(明けの明星、宵の明星)、上伸途上のクロス、下げ足のクロス

足長同時線

 上ヒゲ・下ヒゲともに長く、売りと買いが拮抗している状態であり、どちらか傾いたほうに大きく動く可能性があります。つまり上抜ければ買い、下抜ければ売りとなります。
また 酒田秘法では天底の暗示と言われており、安値圏で出現した場合は買いのサインであり、高値圏で出現した場合は売りのサインとなります。

一本線(4値同時線)

 4値(始値・高値・安値・終値)が全て同じです。
よく「相場が様子見であり、転換点が近いまたは加速」と紹介されていますが、出現するほとんどのケースはストップ高・ストップ安の銘柄か普段からほとんど出来高のない銘柄です。

トンボ

 下ヒゲが長く、上ヒゲは無いか短い同時線です。
高値での出現は売り、安値圏のでの出現は買いと転換のサインと言われています。

 つまり高値圏での出現は毛抜き天井やカラカサ、最後の抱き線に近い形、安値圏での出現は切り込み線やタスキ線に近い形を現しています。

トウバ(塔婆)

 上ヒゲが長く、下ヒゲは無いか短い同時線です。
高値での出現は売り、安値圏のでの出現は買いと転換のサインと言われています。

 つまり高値圏での出現はは切り込み線やタスキ線に近い形、安値圏での出現は毛抜き底やトンカチ、最後の抱き線に近い形を現しています。

スポンサーリンク

  • スポンサーリンク

Top

投資手法▽

投資対象▽

ファンダメンタルズ分析▽

テクニカル分析▽

ローソク足・基本編▽

ローソク足・応用編▽

テクニカル・パターン▽

株価変動・外部要因▽

信用取引▽

為替の知識▽

過去の相場▽

業界研究▽

業界研究2▽

米版ヤフーファイナンス▽

金融雑学

金融日記

相場格言

その他▽

リンク集▽