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明けの明星の読み方/株式ローソク足チャートの見方

明けの明星とは

 明けの明星とは安値圏において、長めの陰線の後、窓を開けてコマ(陽線でも陰線でもかまいせん)や十字線(寄引同時線)が出現し、その次に長めの陽線が出現したものです。
*十字線の場合は捨て子線とも呼びます。

 売りの勢力が衰えた,上昇に転ずるので買いのサインと言われています。

 明けの明星の実践的な見方

 次に明けの明星の実践的な見方について解説していきます。
まずはこのチャートを見てください。
ソニー(6758)の2014年1/17から3/31までのチャートです。

 Aのポイントで陰線→陽のコマ→陰線と窓を開けて出現しています。
陽のコマの後に陰線となっており完全な”明けの明星”とは言えないまでも今まで跳ね返されていた1900円のポイントをブレイクして上昇に入っています。

 次にこちらのチャートを見てください。
トヨタ自動車(7203)の2014年1/17から3/31までのチャートです。

 Bのポイントで明けの明星が出現しているも6000円の壁に阻まれ、明確な上昇トレンドにのれず、Bのポイントは単なる”押し目(下降トレンドなので正確には押し目といえませんが)”となっています。

つまり・・・

上昇は期待できるがどこまで上昇するかは相場次第。大きなトレンドの反転になるかリバウンドにとどまるかは窓や陽線の大きさ、その他の材料で判断したい。
ということです。明けの明星が出現した際はその後の株価の動きに注意を払う必要があるのですが、長期投資の場合は明確なブレイクを確認してから買いに入っても遅くないかもしれません。

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