投資信託入門・始め方/注意点

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債券投資の基礎知識

債券とは?
 株式についてはわりと知っている方も多いのですが、債券については知らない方が多いので基礎の基礎から説明したいと思います。
 まず債券とは簡単にいうと借用証書です。借用証書と聞くと怖いイメージをうけるかもしれませんが、株式に比べリスクは非常に低いです(後述)。国や地方公共団体、企業がその借用証書の発行者(お金を借りる人)になるケースが多いです。銀行からの借金は銀行のみからお金を借り、銀行に利息をつけて返すのですが、債券においては多くの投資家にお金を借りて利息をつけて返すのです。
 例えば、企業Aが100万円の債券を年間1パーセントの利息をつけ発行したところ、投資家Bが100万円で購入しました。すると企業Aは100万円を自由に使える代わりに年間1%(1万円)の利息を投資家Bに支払うのです。そして債券の返済日(満期)がくると企業Bは100万円を投資化Bに返済するのです。
債券のマーケット
  債券投資があまり一般的では背景に株式市場のように多くの人が取引ができる市場がないことがあげられます。そのため、債券投資の参加者は主に金融機関などの機関投資家となっており、各証券会社が自社で債券を保有し売買することで市場の代替機能を担っています。
個人向け債券
 マーケット規模は小さいですが、個人向けにも債券は発行されています。有名なのは国の発行する個人向け国債や県が発行する○○県民債などです。その他にも企業が発行する債券などがあります。
リスクとリターン
  機関投資家の場合は債券での途中売買も行いますが、個人投資家においては99%が満期保有となるとおもいます。満期保有とは、その名のとおり元本が返済される期日まで保有するということです。債券投資のよいところは購入してから満期まで保有すると、よほど債券の発行体が危機的状況にならない限り、元本が返済される点にあります。そしてそのリターンはおそらく銀行預金を上回っていると思います。債券の発行体が危機的状況になる可能性がどのくらいあるのかは、その発行体の格付けというものもありますし、あなたがよく知っている発行体にのみ投資を行えばよいと思います。
具体的な投資例
  金融自動車が期間3年、利率3パーセント、発行価格100円で債券を発行し、投資家Bが100万円分購入しました。投資家Bが満期まで(3年間)債券を保有した場合のリターンは?
1年目:利率の3万円を受け取る。
2年目:利率の3万円を受け取る。
3年目:利率の3万円+元本の100円を受け取る。
となります。合計で9万円の利益です。そしてこの利益は金融自動車によほどのことがない限りもらうことができます。ちなみに手数料に関しましては、発行体から取り扱い証券会社に支払われておりますで、投資家Bは最初に100万円のみを支払うことになります。
債券を購入するには?
 債券のほとんどが募集期間が決まっており、株と違いいつでも購入できる訳ではありません。しかしほとんどの証券会社が扱っておりますので、定期的に証券会社のホームページなどをのぞいて見てはいかがでしょうか?

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