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”窓(ギャップ)”の読み方/株式ローソク足チャートの見方

”窓(ギャップ)”とは

 窓(ギャップ)とは右のローソク足のABのようにローソク足が重なりあわずに空いた空間のことを言います。つまり前日の高値とその翌日の安値とが乖離している状態をいい、窓の開けた方向に強いトレンドがあることを示します。

 またCDのように開けた窓を埋めるような動きをした場合は「窓埋め」「窓閉め」と呼びます。出来高のなかった窓による真空地帯(価格帯)は比較的値動きが軽く、調整の範囲内で窓埋めが起こりやすくその後再び上昇(下落)に向かいやすいのが特徴です。

 ”窓(ギャップ)”の実践的な見方

 それでは実際のチャートを見て窓に対する投資戦略を考えてみたいと思います。
次のチャートはタカラトミー(7867)の2013年1月17日から2013年2月17までの株価です。

 このチャートではABの二箇所で窓(ギャップダウン)が発生しています。
そしてどちらの窓もすぐに窓を埋めて再び下落に転じています。
このチャートから学ぶことは窓が発生した際は

下落方向での窓(ギャップダウン)では窓埋めによる戻り売りを狙う。
上昇方向の窓(ギャップアップ)では窓埋めによる押し目買いを狙う。

という事です。
もちろんこれはあくまで基本で、窓を埋めずにそのまま上昇(下落)を続けるケースや、窓を埋めてそのまま反転するケースもあると思いますので、それ以外の情報も吟味しながら投資戦略を考えていってください。
*ただしロスカットの判断を行なう際は窓埋めによる戻りを期待せずにすぐにロスカットを行なうことをおすすめします。

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