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大手総合商社5社の比較と特徴
大手総合商社5社
日本を代表する大手総合商社5社。まずは5社の売上高から見ていきます(2012年)。
1位:三菱商事 20兆1263億円
2位:伊藤忠 11兆9782億円
3位:丸紅 10兆5843億円
4位:三井物産 10兆481億円
5位:住友商事 8兆2730億円
となっており三菱商事が頭一つ抜き出た状態になっています。
株価と商社株
よくマーケットニュース等では「商社株が堅調な動きをしています。」といったコメントが聞かれます。確かに商社というセクター全体に買いが入り、全体が上昇することもありますが、5社のうち1社だけが大きく上昇する。あるいは5社のうち1社だけがなかなか上昇しない。といったケースの起こります。
それらの動きを理解するために、各企業の特徴を押さえることが重要なのです。
各商社の特徴
当初、有価証券報告書のセグメント情報を見ていたのですが数字では非常に分かりづらかったので簡単に文章で記載したいと思います。
三菱商事
石油・LNG・石炭・鉄鋼・銅・アルミなど、資源権益を多数保有しており商品市況に影響を受ける
伊藤忠
繊維に強み持つ。フィンランドのパルプメーカーやイギリスのアパレル製造・卸の株式を取得。
丸紅
しばらくは筆頭株主であるダイエーの再建を巡り株価が変動しそう。
(現在、丸紅29.35% イオン19.89%)
三井物産
三菱商事と同様資源権益を多数保有。
住友商事
CATVのJCOMの筆頭株主(39.98%)、インドネシアで世界最大規模の地熱発電所の建設
まとめ
まとめても分かりずらかったですが、資源関連の材料でトレードするなら三菱商事に三井物産。その他の材料があるなら伊藤忠、丸紅、住友商事を検討と言ったところでしょうか(^^;)
これでは少し理解が足りませんので、また時間があるときに各社の関連企業などから分析していきたいと思います。
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