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スキャルピング

スキャルピングにおいて重要な事
  それでは数秒から数分のうちに数ティックのぶんどり合いをするスキャルピングにおいて重要な事を説明していきたいと思います。
 私の考えるスキャルピングにおける重要点は3つあります。
1、銘柄選定
2、売買タイミング
3、ロスカット
の3つです。この3つを順番に説明していきたいと思います。
1、銘柄選定
 スキャルピングにおける勝敗の半分は銘柄選定により決まるといっても過言ではないとおもいます。
ではどのような銘柄がスキャルピングに向いているのでしょうか?
銘柄選定において一番重要な事はその銘柄が沸いているかどうかです。銘柄が沸いているといわれてもピンとこないかもしれませんが、銘柄が沸いているとは通常のその銘柄の出来高や板の厚さが大きく膨らんでおり、多くのトレーダーが取引に参入している状態をいいます。また沸いている銘柄でも一日中沸いているわけではなく、突然わきだしたり動かなくなったりもします。では沸いている銘柄をどのように探せばよいのでしょうか?私が実践している場中に行っていること、引け後に行っていることをお伝えしたいと思います。
場中のチェックポイント
1、値上がり率・値下がり率上位銘柄
2、出来高・売買代金上位銘柄
3、日中出来高急増銘柄
忙しい場中ですのでそれほど多くのことはチェックできないかもしれませんが、最低限これらのことをチェックしながら取引を行えばよいと思います。
引け後のチェックポイント
1、ある程度出来高を伴う銘柄の出来高増加率
2、直近(過去1~2週間ほど)の高値更新銘柄
3、直近(過去1~2週間ほど)の高値を更新しそうな銘柄
1の出来高が急増した銘柄はその日沸いた可能性が高い銘柄であるのはもちろん、徐々に出来高の増やしている銘柄も誰かが仕掛ける準備をしている可能性が高く、いつ沸くか分かりません。
2・3の高値更新銘柄に関しましては、買い仕掛けや利食いロスカットを巻き込み非常にスキャルピングには適した動きをします。
資金に合わせた銘柄選定
またよほど沸いている銘柄でない限り、資金に合わせた銘柄選定をすることが重要となってきます。ここでお話する資金に合わせた銘柄とはあなたの注文で板一枚分の注文が出すことのできる銘柄です。
大型株ですと億単位の金額になってしまいますが・・・しかし新興市場などの板のうすい銘柄であれば、資金力がなくてもネット環境の発達により証券会社のディーラー達とほぼ同じ条件で戦える環境になっています。(大型株で日に10回ほどしか取引をしないディーラーもいれば、板の薄い銘柄においては1回の取引の利益が少ないため一日何百回も取引をしているディーラーもいます。)
資金に合わせた銘柄選定をするメリットとして、
1、買い仕掛けができる
2、同値撤退ができる
という点です。この2点は後述するロスカットの説明を読んでいただいたり、実践していくなかで感じることができると思います。
2、売買のタイミング
 スキャルピングにおける売買のタイミングは、ブレイクアウトのタイミングトレンドを探し参入(マーケットプロファイル参照)するのどちらかにになってくると思います。もちろんブレイクアウトといっても直近の高値更新・その日の高値更新・前場の高値更新といろいろありますし、だましもあります。トレンドを探し途中から参入することも簡単ではありません。しかし、この2つを実践できるようになると安定した収益が見込めるようになると思います。
 私も当初はデイトレにおいても押し目を拾い利益をあげようと考えましたが、私のロスカットルールに従うと、押し目から高値ブレイクに持っていける資金力でもない限り、その日のトレンドに立ち向かうことのことの難しさを実感しやめました。ではそのロスカットルールについて説明したいと思います。
3、ロスカットルール
私のロスカットルールは1ティックで損切りを行うことです。最初はこの事を聞いて驚かれるかも知れません。私自身、ディーリング部でこのルールを知ったときはとても驚きました。しかし、多くのディーラーは1ティックでの損切りを実践しています。例えば210円で購入した株が209円に値下がりしたら損ぎりを行うわけです。その為、先ほど説明した板1枚買えるだけの資金力があると同値での撤退ができ非常に有利になる訳です。また売買のタイミングにおいてもこのロスカットルールのため、押し目を拾うのが難しく、急激に数ティック上昇しそうなそのタイミングのみ参入することになるのです。
ワンポイント
ここで、ロスカットは1ティックとお伝えしましたが、利食いに関しては私はできる限りのばそうとします。そうすることで利大損小で利益を残すことができます。
最後に
このスキャルピング取引に関しては東証のアローヘッド導入依頼、アルゴリズム取引の参入により非常に厳しい状況になっているのが現状です。多くの証券会社のディーリング部も廃業に追い込まれています。しかし、その中でも着実に結果を残している者がいるのも事実です。私は資金をFXに移行いたしましたが、ぜひとも独自の勝てる手法を確立し結果を残していただきたいです。

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