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道路舗装関連株式について
道路舗装業界の市場シェア
まずは道路舗装業界の市場シェアを見ていきます。
売上高の順位で並べますと(平成23年度)、
1位:
NIPPO(1881)
3765億円
2位:
前田道路(1883)
2049億円
3位:
日本道路(1884)
1344億円
4位:
東亜道路工業(1882)
1031億円
となっております。
子会社としての道路舗装会社
道路舗装会社は巨大企業の子会社・関連会社として成り立つケースが多く、それぞれの道路舗装会社がどの企業の属しているか見ていきます。
NIPPO
JXホールディングス株式会社 56.85%
他の道路舗装会社が建設系にあるのに対し、NIPPOはJXという石油精製企業の子会社です。
アスファルトの原料が石油ですので、他の道路舗装会社と比べコスト競争に有利なのかも知れません。
前田道路
前田建設工業 21.73%
スーパーゼネコンと言われる建設会社の系列ではなく、準大手の前田建設工業の系列です。
しかし、前田道路の売上高2049億円、前田建設工業の売上高3133億円という数字を考えると穂豚ど独立系と行ってもいいかもしれません。
日本道路
清水建設株式会社 22.37%
スーパーゼネコンの1社である清水建設の関連会社です。
東亜道路工業
貴重な独立系の道路舗装大手です。
売上高分析
NIPPO 2010年:4084億 2011年:3748億 2012年:3765億 |
前田道路 |
東亜道路工業 2010年:1404億 2011年:1270億 2012年:1344億 |
東亜道路工業 2010年:1045億 2011年:912億 2012年:1031億 |
となっています。よく復興需要で買われる道路株ですが、それほど売上に影響がないように思われます。(まだ復興需要の利益が表面化していないだけかもしれませんが)
むしろ今回のアベノミクスで大きく買われたことを考えると国策や思惑をみて投資を行なったほうが良さそうです。
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