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相場格言集
大もちあいは大相場
長く大きい持ち合いの後には大相場がある。
持ち合い放れにつけという格言があるように、持ち合いの後には大きな値動きがあることがあります。そしてその持ち合いが長ければ長いほど、大きければ大きいほどその後の値動きが大きく大相場になるという格言です。
例えば少しスパンが大きすぎるかもしれませんが、リーマンショックによる暴落からアベノミクスによる暴騰の間は実は三角持ち合いを形成しており、長く大きな持ち合いとなっています。
2008年9月のリーマンショックによる暴落で三角持ち合いにおける最初の谷を作り、その後の度重なるヨーロッパ債務危機により何度か谷を作りながらも徐々に谷と山の間隔が狭くなり、値動きが少なくなってきます。そして2012年の年末から始まるアベノミクスをきっかけとして大きく上放れし大相場になっていきます。
このように持ち合いが長く大きいほど大きなパワーをためていますのでその後の値動きが大きくなります。持ち合いの終盤は値動きが小さくなっていますので、突然のボラティリティ(値動きの幅)の変化に戸惑うかもしれません。大相場で勝つためにはボラティリティの変化にも対応することが大きな利益をあげる秘訣かもしれません。
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