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相場格言集

落ちるナイフはつかむな

 急落時に買いに向かうことは非常に危険なことであり、底を確認してから買うべき。

 株価の急落時は今までの高値から見ると値ごろに見えてしまうため、経験の浅い人はついつい買いに行きたくなってしまいます。しかしどこまで下がるか分からず非常に危険なため手をだすのは控えるべきです。

 しかし、急落というのはチャンスであることには変わりなくどのような急落かを見極めることが大事です。参考までに2008年から2013年までの豪ドルの月足チャートを見てください。

 まず絶対に手を出してはいけないのは大底を確認していない状態での急落です。
1の急落初期ではおそらく80円後半くらいあたりで値ごろ感から買いたくなってくるかもしれません。しかし実際は90円のサポートラインを突破して底なしの状態です。
買いに行ってもいいのは2の長めの陽線を確認した翌月からです。ここで買っても70円以下で買えますので遅くはありません。

次に3の急落時では結果的に70円を割り込むことなく反発していますが明確なサポートラインがなく60円台までは下落する可能性がありますのでここでも手を出すべきではありません。急落時に買わなくとも陽線を確認してから買えば80円以下で買えています。

 しかし456の急落時は違います。市場参加者にとっては456の急落でも”落ちるナイフ”のように感じるかもしれませんが、70円台にサポートサインがあり、そこにロスカットを設定しておけばそれほど怖い相場ではありません。ここで勇気をだして逆張りで行くことで底を確認してから購入するよりも大きな利益を得ることができるのです。

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